【オススメの曲】B'z - 赤い河
B'zの「赤い河」という楽曲を紹介します。
赤い河
作詞:稲葉浩志
作曲:松本孝弘
収録:「The 7th Blues」
<紹介や感想> ※すべて私個人の解釈です。
絶対的な存在「赤い河」と1人の人間の孤独と苦悩を、ダイナミックに描いた楽曲。
抱えた苦しみを自分の内側に留めずに、赤い河に向かって叫ぶように問いかける男の姿が印象的です。
広大な宇宙に、赤い河と1人の男だけが存在しているかのような感覚。男の心の中なのかもしれません。抑えきれない感情とエネルギーが響き渡ります。
荒々しい濁流は、恐怖だとか、渡るとか、越えるとか、そういう対象ではありません。圧倒的な存在として男の前を流れているものです。
真夜中、星空の下でしょうか。カーラジオを聞きながら悔し涙を流す男。車の外に出るくらいのことはするかもしれませんが、場所の移動はほとんどないと思います。気持ちを落ち着けるまでには、ある程度の時間はかかったでしょう。
男は赤い河を後にして、自分を奮い立たせる言葉と共に、元来た場所へと帰ります。
納得できる答えを見つけられたのかどうかは分かりません。
※登場人物の性別は不明ですが、この記事では男性としました。