【オススメの曲】スタイル・カウンシル(The Style Council) - シャウト・トゥ・ザ・トップ(Shout to the Top!)
スタイル・カウンシル(The Style Council)の「シャウト・トゥ・ザ・トップ(Shout to the Top!)」という楽曲を紹介します。
シャウト・トゥ・ザ・トップ(Shout to the Top!)
作詞:ポール・ウェラー (Paul Weller)
作曲:ポール・ウェラー (Paul Weller)
収録:「アワ・フェイヴァリット・ショップ (Our Favourite Shop)」など
<紹介と感想> ※すべて私個人の解釈です。
精神的に疲れ果て、打ちのめされた男の心の内を描いた曲。
初めは男が神に啓示を求める姿も描写されますが、中盤からは俺たちはどん底から「トップ」に向かって叫ぶんだ!というメッセージが繰り返されます。
俺たち、というのは男の仲間や似た境遇にある人たち、群衆などを指すのでしょう。「トップ」は、ある集団の最高権力者ともとれますし、どん底にいる自分とは対極的な立場にある最上位の何か、と考えることもできます。
冒頭の弦と鍵盤でガッチリ心を掴まれます。
カッコいい!洗練されている!という印象を受けたまま最後まで聞いてしまいます。
バッキングもインタールードも大部分が主旋律のリフレインで構成されていますが、その旋律の気持ち良さ、声の表情や楽器の変化、ブレイクなどの演出で飽きることはありません。
※アーティストの信条や楽曲が制作された背景などには触れていません。
※人物の性別は不明ですが、この記事では男性の視点としました。